クレイモア
Claymore(英)
100cm〜190cm、2,000g〜4,500g

 クレイモアには2つのタイプが存在し、一般的にクレイモアと呼ばれるのは、15〜18世紀にかけてスコットランドのハイランダーによって使われた、両手持ちの両刃の大剣となります。
ゲール語でグレートソードを意味する「Claidheamh Mor」が訛ったもので、早い話がハイランダー用のグレートソードです。
クレイモアはグリップとがYの字の形をしており、の先端が四つ葉となっているものが一般的なデザインです。

 もう一方のクレイモアは、18世紀に同じくスコットランドで用いられた、腰から吊り下げて携行するブロードソード(細身の方)を指します。
これは銃器の発達による刀剣類への影響を、名前はそのままで、形として体現しているものと思われます。