ククリ/クックリ刀/グルカナイフ
Kukri(英伊独)/Khukri(英独)/Khukuri(英仏伊独)/Gurkha Knife(英)
40cm〜45cm、450g〜900g(一般用途)

 ネパールのグルカ族を中心として用いられる汎用ナイフ。グルカナイフとも。
ギリシアの「マカイラ(Machaira)」や「コピス(Kopis)」、イベリア半島の「ファルカタ(Falcata)」などが似た形状をしていますが、これらが起源かは不明。インドで独自発祥したとも。

 ブーメランのようなくの字の形状をしており、その湾曲や重心の位置が高い殺傷力を生み出します。
大きさや湾曲具合は用途に応じて様々で、標記のサイズより遥かに大きいものや、逆に小さいものまで多様に存在します。
戦争に用いられることもありますが、普段は調理や木工細工などの生活用具として用いられます。