モノリス
Monolith(英)

 ギリシア語の「Monolithos」、ラテン語の「Monolithus」から来た言葉で、「Mono」は「ひとつ」「単独」、「Lithos」は「石」の意味。
エジプトのオベリスクやオーストラリアのエアーズロックなど、大きさや人工/天然には関係なく、ぽつんと存在する巨石の総称。

 今日ではモノリスというと、1,968年初公開のSF作品『2001年宇宙の旅』とそれに続くシリーズに登場するものを一般に指します。
辺の長さが1:4:9の石版型の黒い物体で、大きさは不定。光をあまり反射せず、隕石の衝突にも耐える頑強さを持つ反面、比重は空気より若干重い程度と非常に軽量。
 モノリスは地球外生命体が作成、使用するテラフォーミング用の装置で、進化の促進、通信、空間転移、自己複製などの機能を持ちます。
モノリスは非常に高度なコンピュータですがそれ自体に自我はなく、与えられた役割だけを忠実に実行します。