ゴースト/ファントム/スペクター/レイス
Ghost(英)/Phantom(英)/Specter(英)/Wraith(英)

 ゴーストは、死んだ人間の魂が現世に残っているもの。
いわゆる幽霊なのですが、生霊(レイス)と区別する意味では死霊とする方が適当です。

 ゴーストはニュアンスの差こそあれ、共通する思想は各地に存在します。
そして実在非実在が論議されるあたり、他のアンデッドと比べて現実寄りであるといえます。

 ファントムとスペクターは、この場合ゴーストとほぼ同義の語と考えて差し支えありません。
なおファントムは幻、スペクターは恐怖心という意味をそれぞれ持ち合わせます。


 レイスは1,513年のスコットランドにおいて現れた言葉で、生きたまま幽体離脱した幽霊、つまり生霊を指します。
アンデッド化するために死ぬ必要がないという点で、他のアンデッドと異なります。