ワンド
Wand(英)
(不定)

　ワンドはドルイドが用いていた「生きている」杖で、その杖に宿っている魔力(生命力)を人間が扱えるようにしたもの。
素材は樫の枝の他、その他の木の枝、動物の骨や角など、素材の段階から魔力を持ち合わせているものを選び、儀式を行った上で杖として用います(使いきり)。

　後年では様々な形状に加工されたり、魔力を後から込めたものなどもワンドとされるようになります。
例えば『ハリー・ポッター』で登場したような、指揮棒型のものなど。
ちなみにWandには指揮棒の意味もあります(一般には「バトン：Baton(英)」／「タクト：Taktstock(独)」)。