ルーン文字
Runic Alphabet(英)

 起源として有力なものとしては、紀元前5世紀〜紀元前1世紀にかけてのレポント語とされています。
ルーン文字で記された碑文は200年頃のものがあり、その後19世紀まで(当然変化を遂げながら)使われ続けました。
元はゲルマンの文字ですが、使用地域も北欧とは限らず、スカンジナビアやイギリスなど、広範に渡って用いられました。

 「力を持った文字」とされ、文字魔術において使用されます。
文字1つ1つにも意味がこめられており、今日ではルーン文字を刻んだ石を用いて、タロットに似た占いを行ったりもします。

ルーン文字一覧:
フェオ(Feoh)
豊穣の神フレイ、富、財産
ウル(Ur)
ソーン(Thorn)
雷神トール、巨人、期待
オス(Os)
主神オーディン、使者、神、英雄
ラド(Rad)
運命の輪
ケン(Cen)
火、炎、炉
ギフ(Gyfu)
贈り物
ウィン(Wyn)
喜び
ヘゲル(Hagel)
雹、嵐、地震、雷雨
ニイド(Nyd)
必要
イス(Is)
氷、冬
ゲル(Ger)
大地
エオ(Eoh)
ペルス(Peorth)
賭博、運命を託す
エオル(Eolh)
保護
シギル(Sigil)
太陽
テュール(Tyr)
戦神テュール、戦士、正義、栄光
ベオク(Beorc)
誕生
エフ(Eh)
マン(Man)
人間
ラグ(Lagu)
イング(Ing)
豊穣、英雄、力、創造
ダエグ(Daeg)
夜明け
オダル(Odal)
先祖、故郷、土地
(ブランクルーン)
究極、始まり、終わり、混沌、まとまり