バイキングソード
Viking Sword(英)
80cm〜90cm、1,200g〜2,000g

 5〜12世紀の間、北欧のバイキングたちの間で使われていた両刃の長剣。正しくはヴィーキングソード。
肉厚で刃は鈍く、斬るというよりはその重みで断ち切るといった感じの剣です。
お義理程度の小さなと、丸みを帯びた剣先が特徴です。

 刀身に使われていた鉄は錬鉄という柔らかく粘り気の強いもので、焼き入れによる滲炭法によって表面のみが鋼鉄となっていました(詳しくはこちら)。
も同様の作りなのですが、バイキングソードは鍛治技術も未熟で刀身も肉厚ということもあって、表面の鋼鉄が割れて、その後曲がってしまうということが多々ありました。