トログロダイト(英)/トログロディート(仏)/ケイブマン/トロッグ/穴住人
Troglodyte(英仏)/Caveman(英)/Trog(権利の都合で作られた語)

 主に北アフリカに多く見られる、崖をアパート状に加工して作られたほら穴に住まっていた原始人。
ギリシア語で「ほら穴に住む者」を意味し、彼らの住居自体を指す言葉としても使われます。
また、ネアンデルタール人やクロマニョン人などを含めて指す俗称としてもしばしば用いられます。

 トログロダイトは毛深く、長い四肢を持ち、木や骨などを加工して作った棍棒を用います。
そう聞くと非常に原始的な印象を受けがちですが、彼らの住居の加工技術から伺うに、それなりに高い知能を備えていたと思われます。


 またこれとは別に、TRPGD&D』では爬虫類人間の一種として登場します。
身長150cm程度の、長い四肢と細長い尻尾を持った痩身で描かれ、類似種のリザードマンなどと比べると、単に四肢の長いトカゲが二足歩行している程度の外見をしています。

 極めて好戦的で、知能は人より劣るものの、獣として見れば非常に狡猾
洞窟を住み処としており、住居を侵す者には容赦なく攻撃します。